もう6月ですね!梅雨に入りそうという所ですが日に日に暑くなってきました。梅雨明けからはぐっと暑くなると思いますが、子供のお外遊びは皆さんどうされていますか?
暑すぎる日は熱中症も怖いですしおうちで遊ぶのが大人としてはありがたいですが、子供は外で遊びたがりますよね。
1歳男の子ママの視点で夏の外遊びについてまとめました。
イメージがつきづらいと思うのですが・・・作業員さんに全面マスク等の装備をつけてもらいその状態で炎天下で土木工事の作業をするという超ハードな現場でした。
全面マスクは普通のマスク以上に呼吸がしづらく、熱中症になりやすい状態になります。
夏は熱中症対策=災害対策といってもいいほど重要な観点です。
私は環境が厳しい現場でも自分の現場を無災害で完了させています。
いわば私は熱中症対策のプロです(笑)
安心してご覧いただければと思います
この記事でわかること
1.夏の外遊びは危ないのか?
2.幼児向け具体的な熱中症対策の方法
土木工事監理経験者が企業で行う熱中症対策の情報も含め、自分の子供と遊ぶときに気を付けていることを解説するよ!
熱中症とは?
まず、前提としてどうして暑いと熱中症になってしまうのか?解説します。
熱中症になる原因
高温多湿な環境にいたら汗をかきますよね?体内の水分が減少すると水分・塩分のバランスが崩れることで、適切に体温調整機能が働かなくなることがあります。
体温調節機能がマヒしたまま、暑い環境にいると熱を放出できず、熱が体内にたまりどんどん体温が上がって、熱中症が進行します。
熱中症の症状
熱中症の初期症状に気づき、早期に休憩・体を冷やす等の対処を行うことが重要です。
熱中症の症状についても知っておきましょう。
立ちくらみ
目の前がチカチカしたりすることもあります。
足がつる
水分不足のサインです。
汗を異常にかく、全く汗が出ない
汗が止まらなくなったり、逆に全く出なくなることもあります。
吐き気
頭痛を伴う場合もあります。
眠い、だるい
意識レベルが低下し始めているサインです。
顔が赤い
放熱できていないサインです。
水分補給ができない
本来必要な水分を摂取できるよう、体が機能できていないサインです。
熱中症って何が怖いの?
脳はタンパク質でできているので、体温が高くなりすぎるとタンパク質が変性して元に戻らなくなります。
卵をイメージしてほしいです。
ゆでたまごを生卵に戻すことはできないですよね?人間の体もそれと同じです。
脳みそも高温になり過ぎたら変性して機能を失ってしまい、重篤な障害につながるんです。
夏の外遊びは危ない?
結論:リスクはあります。
今まで説明してきたように、熱中症はとても怖いです。
無対策で夏の外遊びをするのは避けるべきです。
しっかりと対策をしてリスク低減を行いましょう。
幼児向け熱中症対策の方法
今までは怖がらせるような熱中症の怖さを語ってきましたが、、、
しっかりと対策すれば、暑い夏ならではの遊びを楽しむことができます。
油断せず、熱中症の怖さを知ったうえで大切なお子さんを守れるように正しい知識と対策を行っていきましょう!
熱中症は本当に怖い病気!
それを認識したうえでリスク低減対策を行いましょう!
具体的な熱中症対策について解説していきます。
1.暑熱順化を行う
暑熱順化とは?
簡単に言えば、体を暑い環境に慣らすことです。
5月や6月に熱中症の緊急搬送が急増化、のようなニュースを見ることはありませんか?
急に暑くなった日は暑熱順化ができていないので、体温調節機能が熱中症対策モードに入っていないんです。
体が暑さに慣れるには、個人差はありますが2週間ほどかかります。
また、部屋にこもる日が続くと順化状態がリセットされるので、夏に本格的に入ってからも毎日30分程度でもいいので、暑さモードを体に教える時間を取るとよいです。
2.適切な時間帯を選ぶ
夏の日中は特に気温が高くなるため、外遊びの時間帯には注意しましょう。
- 午前10時から午後3時まで:この時間帯は太陽が最も強く、気温が高くなるため、できるだけ避けましょう。外に出る場合は短時間で。
- 朝の早い時間や夕方:気温が比較的低く、太陽も強くないため、この時間帯が適しています。
夏は明るくなるのも早いので、家族で出来るだけ朝型にシフトして朝イチで軽く外遊びをするのがいいかもですね!
3.適切な服装を心がける
軽くて通気性の良い服装:コットンや吸湿性の高い素材の服を選びましょう。速乾性のある素材もおすすめです。
帽子を着用:広いツバのある帽子をかぶることで、顔や首を日差しから守ります。
キャップ型の帽子でも首の後ろを守れる布がついているものもあります。
お子さんの好みに合わせて、楽しく被ってくれるものを用意してあげましょう!
サングラス:目を紫外線から守るために、UVカットのサングラスを着用させるのも効果的です。ある程度大きい子じゃないと嫌がってしまいそうですが、、、。
うちの子はまだむりだな、、、
ひんやりグッズ:保冷剤を背負えるリュックのようなものやアイスリングなど、体温を直接下げることができるグッズを使用しましょう。
4.こまめな水分補給
定期的に水分を取る:遊びに夢中になると水分補給を忘れがちなので、遊びの一区切りごと、15分ごとなどしっかり親が水分補給を勧めてあげましょう!
麦茶やスポーツドリンクがおすすめ:汗をかくことで失われるミネラルを補うために、スポーツドリンクも良いですね。ただし、糖分が多いものは虫歯のリスクを高めるので、常用はそれはそれで心配です。
麦茶はミネラル分と補給でき、糖分もないのでおすすめです!
塩分補給:汗とともに失われる塩分を補うために、塩飴や塩タブレットを持たせるのも効果的です。
5.適度な休憩を取る
日陰での休憩:外遊びの合間には日陰で休憩を取りましょう。公園などでは木陰やベンチを活用します。
ベンチは親が必ず手で熱くないか確認しましょう!今は日陰の場所でも、まだ冷えていない可能性があります!
涼しい場所を確保:自宅の庭で遊ぶ場合は、日よけテントやパラソルを利用して涼しい場所を作ります。
6.体調の変化に注意
早期発見:顔が赤くなったり、汗をかかなくなったり熱中症の初期症状を疑うときは、すぐに休ませて水分を補給しましょう。
冷却:首、脇の下、太ももの付け根などに冷たいタオルや保冷剤を当てて体温を下げます。気化熱の利用も効果的なので、頭などに水をかけてあげるのもよいです。
7. 適切な食事と栄養
バランスの取れた食事:暑いと食欲が落ちることがありますが、しっかりと栄養を取ることで体力を維持します。
水分含有量の多い食品:スイカやキュウリなど、水分を多く含む食品も積極的に摂らせましょう。
いわゆる夏野菜ですね!夏野菜には体を冷やす効果があります!子供が大好きなプチトマトなど美味しく水分補給をしましょう!
8.水遊びを取り入れる
水に濡れると乾く過程で気化熱と言って、水が液体から気体へ変わるときに体の熱を奪ってくれます!
汗も流せるとさっぱりするので、水鉄砲遊びなどもお勧めです。
今どきはこんなタンクがついた水鉄砲もあるみたいでとても楽しそうです!
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まとめ
夏の外遊びは子供たちにとって貴重な体験ですが、同時に熱中症のリスクも高まります。
適切な時間帯の選定、服装、水分補給、休憩、体調管理、食事と栄養など、様々な対策を講じることで、安全に楽しく遊ばせることができます。
何より親が熱中症を甘く見ず、ちょっとして変化に気づいてあげることが大切です。
大切な我が子が元気に夏を満喫できるように、しっかりとした準備を心がけましょう!