はじめに
転職活動の最大の山場ともいえる「面接」。
特にママ転職や異業種へのチャレンジでは、想定外の質問が飛んでくることも。
この記事では、実際に私がコンサル転職の面接で聞かれた質問と、その答え方をリアルに紹介します。
これから面接に挑む方の「心の準備」や「答え方の型」の参考になれば嬉しいです。
よく聞かれた質問と私の答え方【実例10選】
1. 自己紹介をお願いします(定番)
答え方の流れ:
・名前、これまでの職務経歴
・挨拶でしっかり締める
1分以内に簡潔にまとめるのがポイント!
〇〇と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
(ここで一呼吸、しっかりと面接官の顔を見る)
yyyy年に〈留年定番大学〉を卒業後、〈大手JTC〉に入社いたしました。
最初の2年間は〇〇〇〇にて××プロジェクトに関わる土木工事の監理やプロジェクト推進を担いました。
yyyy年より本社組織にて、技術人材の採用・育成業務や研究の総括、契約・組織運営に従事し、yyyy年mm月より〇〇事業に関する技術開発業務やレジリエンス強化に関する技術検討業務に従事しております。
(ここで一呼吸、またしっかりと面接官の顔を見る)
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
2. なぜ転職を検討しているのか(志望動機につながる)
意識したこと:
- 結論ファーストと構造化で整理する
- マイナスすぎない印象になる範囲で、現職では自分の希望が叶えられない。
だから転職する必要があるというロジックにする - つまり、志望動機につながる質問となる
理由は2点ございます。
一つ目は
一つの会社の中の業務推進ではなく、様々な角度からアプローチしたいと感じるようになったことです。
二つ目は
お客さまに貢献している手触り感が欲しいと考えたためです。
電気事業のお客様は協働する自分の目の前の方ではなく、電気利用者であり自分の業務成果を他社目線で評価いただける機会が少ない自分の部署は稼ぐ部署ではなく使う部署であるため、予算が取れず本来あるべき姿を目指す業務ができないという点でもどかしさも感じております。
- 回答
-
理由は2点ございます。
一つ目は
一つの会社の中の業務推進ではなく、様々な角度からアプローチしたいと感じるようになったことです。
二つ目は
お客さまに貢献している手触り感が欲しいと考えたためです。 - 深堀が来た場合
<面接官と対話回数を増やしたほうが良いので、1回目は簡潔に答えてOK!質問させることが大事> -
▶一つ目に対して
現在従事している○○業務では、他業種の課題もクリアしなければフェーズが進まないという点に課題意識を感じております。
事業者として関わる範囲では他のステークホルダーの課題解決に対しての影響力には、限界があると感じています。そのため、今後推進するには事業者よりも事業推進役のほうがよいと考えております。▶二つ目に対して
現職のお客様は協働する自分の目の前の方ではなく、営業部門の先にいる方であり自分の業務成果を他社目線で評価いただける機会が少ないと感じています。自分の仕事に対する効力感を強く感じられる業務に従事したいと考えております。
3. なぜコンサルを志望したのか?(業界選び)
答え方:
- 現職での限界と、もっと根本から課題解決したい想い(転職動機と必ずリンクさせる)
転職理由の2つに合致するのがコンサルティング業界であるためです。
2つの転職理由に対して、志望理由と合わせてご説明いたします。
一つ目は、
コンサル業界は同じ業界・横の業界に広く提案を行うことができ、様々な企業を支援する中で客観的な立場でお客さまへ貢献できると考えています。
二つ目は、
目の前のお客様からフィーをいただき、それ以上の価値を提供するというコンサルティングの仕事が自分の今のジレンマを解消できると考えるからです。
4. なぜ弊社を志望しているのですか?(企業選び)
私の答え方:
- HPやIR情報などを確認し、自分のやりたいことなどとリンクさせて各会社ごとに3つほど理由を準備
私が面接を受けた各会社ごとの質問や私が用意した志望動機は別記事で投稿予定です☆
5. 現職での仕事内容と成果を教えてください(再現性チェック)
伝え方:
- 部署の業務ではなく、自分が何をしているのか、どんな立場であるのかが分かるように回答
- 何人のマネジメントをしているのか?部署の業務体制についても聞かれたら答えられるように整理しておく
- 定量的に成果を示す
- 自分の仕事へのアプローチを説明し、転職先での再現性もアピールする
現在は、○○に関する技術開発やレジリエンス強化技術検討に従事しています。具体的には、関係者との調整、研究の進捗管理を行っています。××を今後実証に向けて開発する中で、△△が課題になると考え技術検討を行っております。○○については、××という背景から、△△に関する検討を実施しております。
○○業務に従事していた際、××という成果を残し社内表彰をいただきました。
当時××という課題がありましたが、~~~という粘り強い取り組みにより、△△という結果を得ることができました。
6. 今後のキャリアビジョンを教えてください(成長意欲・方向性)
私の答え方:
- 3年後、それ以降、のようにどれぐらいの期間でどうなるのが目標、とはっきり明示する
- 志望企業のキャリアと合致するようにする
まず3年以内にマネージャーになることを第一目標としたいと考えています。
マネージャーという立場は一つの登竜門であり、一定の実力が認められているという証になると理解しています。
・まずは最初に配属されるプロジェクトで早期にキャッチアップし、
・コンサルタントとしてお客様の課題解決に貢献していき、
・社内の人間関係も構築しながら認めていただけるように尽力していきます。
マネージャー以降は部下の育成や御社の中長期経営へも貢献します。
実力をつける中で多くのお客さまに価値提供し、業界を横断する課題解決に貢献していきたいです。
7. 自分の強み・弱みは?(自己分析)
- 強み
-
- 自分の理想とする姿に向けて、努力し結果を出す経験を多くしていること。
- マルチタスク処理能力があること。
- 弱み
-
- 妥協することが苦手で、完璧主義になってしまうこと
8. 現職へなぜ入社したのですか(価値観の一貫性・人柄)
回答において気を付けたこと:
- 新卒時の志望動機をそのまま回答
- 就活の時の想いを語り、意志の強さなど人柄のアピールにつなげる◎
- 当時の価値観と変わっていない所、転職動機につながる価値観が変わった部分を論理的に説明することが大事
9. 逆質問では何を聞いたか?(リサーチ力・姿勢)
実際に聞いた内容:
- キャッチアップ支援の体制
- 受ける組織の組織構成や人数、マネジメント層とメンバー層の人数比
- 今までのプロジェクトで苦労したこと
- 面接官の経歴
- 活躍されている方の特徴
- どんな人と一緒に働きたいか
10. 答えに詰まった質問とその反省(素直さ・学びの姿勢)
- 質問
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現職の業務のために行っている自己啓発は?
- 反省
-
用意していなかった質問だったのでうろたえてしまったが、いつもやっていることを背伸びせずに回答した
- 質問
-
一緒に働きたくないと感じる方はいますか
- 回答
-
(マイナス印象になりすぎないように気を付けて、断定はしないようにした)
できない理由を探して物事を前に進める障壁となってしまう方とは一緒に働きづらいと感じる場合があります
おわりに
面接は「緊張する場」ではあるけれど、準備と構造化で驚くほど安心できます。
今回の内容が、「面接って何を聞かれるの?」と不安な方の助けになれば幸いです。
面接対策は準備した人が勝ち。特にコンサルやママ転職では「自分の言葉で話せるか」が大事なポイント。
このブログでは、実際に私が受けた企業の面接対策や志望動機も今後発信していく予定です◎
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